Atoms

青山学院大学のキックで試合開始

1Q、序盤、お互い好守譲らず硬い試合展開になる。しかし、一気に流れを変えた神大。青学のパントをLB#13中村(3年)がインターセプト。敵陣から攻撃権を得る。しかし、その後のオフェンスは流れを掴みきれずFGを狙うが惜しくも外れてしまう。対する神大ディフェンスは、DL#99久保田晃也(4年)、LB#5高井(4年)を中心に安定したプレーをみせる。しかし、一瞬の隙を突かれロングパスを許してしまい1Qを終える。



2Q、自陣奥深くからディフェンス。ピンチの場面でも4年生を中心に的確なプレーでドライブを許さず、FGで抑える。直後のオフェンス。QB#1舩戸(4年)のパスをWR#11坂本(4年)がキャッチ。神大のホットラインが機能するとオフェンスが一気に活性化。敵陣に攻め込み、最後はWR坂本のFG成功で同点に追いつく。残り6分となったが、DB#24黒子(3年)の素早いタックルなどで青学オフェンスをシャットアウト。直後の青学のパントでミスが起こり、好位置での攻撃開始。RB#14金城(3年)のランプレーをRB#98赤岡(4年)、OL#50井手(4年)のナイスブロックでフォローし、ロングゲインに成功。最後は#1QB舩戸のランでTDを獲得。10対3で前半を終える。



3Q、神奈川大学は最初の青山学院大学の攻撃をスリーアンドアウトに抑えると次の攻撃でQB舩戸からWR#18平野、WR坂本へのパスが決まり敵陣深くまで侵入。しかしその後反則などで大きく後退し、このシリーズはパントにおわる。しかしその後の青山学院大学の攻撃もDL#21バフォ(2年)、LB中村のナイスタックルで阻むと、次の攻撃で自陣深くからQB舩戸がQBランで一気に敵陣30yardまで走ると、もう一度自らのランでTDを奪う。



4Ｑ、神奈川大学ディフェンスはLB#33原(2年)、DLバフォなどのロスタックルもあり青山学院大学に1stダウン更新すら許さない完璧なシャットアウト。オフェンスは舩戸から変わったQB#16夏目(4年)からWR平野、TE#4茂崎(2年)へのパスでゴール前まで進むと最後はWR坂本へのホットラインへパスを決め、ダメ押しのTD。最後は4年生全員でのビクトリーフォーメーションで試合終了。2019年度シーズンの神奈川大学最終戦は29対3で神奈川大学Atomsが勝利を飾った。